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- 神奈川県「ひきこもりピアサポゼミナール」
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神奈川県
「ひきこもりピアサポゼミナール」(ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in 横浜)
※2019年時点での活動情報です。最新の活動状況は各居場所にご確認ください。
当日のゼミのテーマと対話のルールが示されている
基本情報
- 居場所名:ひきこもりピアサポートゼミナール
- 主催団体名:ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in 横浜
- 世話人:割田大悟
- 運営開始時期:2016年8月
- 開催頻度:月に1回~2回
- 平均利用者数:18人
- 開催場所:神奈川県立青少年センター2F 青少年サポートプラザ活動室
- 参加要件:ひきこもり当事者経験者のみ、年齢制限無し
活動内容
ピアサポゼミでは運営者であっても、意識せずただ参加者のひとりとして居ることを大切にしている。
アイデア実現のために、実務量の負担が増えていくが、スタッフは限られているため、一部の運営者に負担が偏ってしまうのが現在の課題ではあるものの、運営者と参加者は対等という原則の中で、先行く仲間がその知見を新しい仲間にレクチャーしフラットな環境が作られている。
受付テーブル。呼ばれたい名前と、レジュメが配布される。途中入場、途中退場可
ピアサポゼミでは講義は極力行わない。基本的に「1グループ4~5名の演習」と「自由に交流する歓談」に多くの時間を使っている。似たような経験をした者同士だからこそ、自分の経験をもとに、ピアサポートという題材を通して互いを尊重しながら学習できる場になっている。他者との話し合いや交流を通して、多様な考え方を知る場となっている。参加は1回からOKになっている。連続参加のメリットは「ピアサポートを体系的に学べること」と「参加者同士で顔なじみになり交流が深まること」である。
特徴
「ひきこもりピアサポゼミナール」では敷居の高くないフラットな関係性を大切にしており運営者も、参加者であり、当事者。上下関係を作らないようフラットに話せることを大切にしており一方的な判断やアドバイスは行なわず少人数演習形式にしている。これは講義による「先生と生徒」という構図を作らないためである。「つぶやき」という形での発表と、演習の合間に歓談、参加者同士の話し合い、語り合いがしやすい距離感が確保されている。
テーブルの間隔もゆったりとしていて圧迫感がないように工夫されている
ピアサポゼミはまさに当事者が自分自身について学んでいる。ゼミに参加しているうちに自身が元気になっていったという声もきかれた。何かしてもらえるのではなく、仲間とともに自分自身が元気になり。『ミスにおびえていた自分』が『これでいいんだ』という感覚を得ることができ、それがきっかけで、運営に携わるようになった参加者も。ピアサポゼミでは運営者であっても、意識せずただ参加者のひとりとして居ることを大切にしている。
アイデア実現のために、実務量の負担が増えていくが、スタッフは限られているため、一部の運営者に負担が偏ってしまうのが現在の課題ではあるものの、運営者と参加者は対等という原則の中で、先行く仲間がその知見を新しい仲間にレクチャーしフラットな環境が作られている。
contents 当事者・経験者の声に触れよう
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ヒャダインさんからのメッセージ
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佐々木一医師からのメッセージ
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海谷一郎さんからあなたへ
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ボイスTV⑥【仲間とつながる】ゲスト:宮本亞門/宮武将大(一般社団法人hito.toco 代表理事)
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ボイスTV⑤【親の気持ち 子の気持ち】ゲスト:宮本亞門/池上正樹(KHJ全国ひきこもり家族会連合会副理事)
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ボイスTV④【お金と仕事のこと】ゲスト:JOY/石井志昂(不登校新聞代表)
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ボイスTV③【ゲームとかネットとか】ゲスト:JOY/新里渉(元ひきこもりプロゲーマー)
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ボイスTV② 【ココロと健康】ゲスト:山田ルイ53世/大橋伸和(ひきこもりピアサポーター)
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ボイスTV①【世間の目がツライ!】ゲスト:山田ルイ53世/林恭子(ひきこもりUX会議代表)
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ひきこもってた時、つらかったことは?きっかけは?
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イジメから不登校・ひきこもりへ。20歳で居場所につながり仲間との起業を目指す
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同じ境遇の仲間がいる、ひとりじゃないって思えたことで救われた
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生きている意味がないとひきこもり状態に。曲づくりを通じて見えてきたものは?
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ひきこもり×農業によって、生きづらかった自分が変わっていく
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10.22ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンin TOKYO ダイジェストムービー
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夏井いつきさんが審査する、おウチde俳句大賞「ひきこもごも部門」
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ひきこもり経験者、ピアサポーターとして今伝えたいこと
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経験者として居場所づくりを展開。今、必要な支援とは?
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22年間ひきこもった息子との暮らしから、わかったこと
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もっとオンラインでの仕事が増えたらいいのに。プログラマー講師として伝えたい事
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30年間のひきこもり生活って?回復するきっかけは?
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大変な東京での仕事。ある日突然、心の病、そしてひきこもりに。
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家族会の代表・田口ゆりえさん×KHJ池上正樹さん
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臨床心理士東畑開人さんからひきこもり当事者の皆さんへ
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松山ケンイチさんと荻上直子さんからあなたへ
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笑いのたねプロジェクト代表後藤誠子さんにお話を伺いました。
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安芸福祉保健所の公文一也さんにお話を伺いました。
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元ひきこもりの自称「惨敗王」の シンガーソングライター哲生さんにお話を伺いました。
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東京学芸大学准教授 福井里江さんにお話を伺いました。(パート1)
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東京学芸大学准教授 福井里江さんにお話を伺いました。(パート2)
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ひきこもりUX会議代表林恭子さん、女性当事者インタビュー
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株式会社ウチらめっちゃ細かいんで 代表取締役の佐藤啓さんインタビュー
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ワーカーズコープ連合会 東葛地域福祉事業所 岩佐哲也インタビュー
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構成担当が、ひきこもりオンライン当事者会に参加してみた。
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高知ひきこもりピアサポートセンター、ピアサポーター下田つきゆびさんインタビュー
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ひきこもり当事者の家族会に参加されているご家族の方にお話を伺いました。