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- 大阪府「ウィークタイの当事者研究会」
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大阪府
「ウィークタイの当事者研究会」(特定非営利活動法人 ウィークタイ)
※2019年時点での活動情報です。最新の活動状況は各居場所にご確認ください。
基本情報
- 居場所名:ウィークタイの当事者研究会(事業名:いろいろ集会)
- 主催団体:特定非営利活動法人 ウィークタイ
- 世話人氏名:泉翔
- ファシリテーター:西井開
- 参加要件:内容に関心があり、来たいと思う人(絞っていない)
- 開始時期:2019年4月(視察した2019年12月15日開催時で第3回目)
- 開催頻度:年6回
- 参加者数:平均10名
活動内容
以前は、当事者懇談会と、専門家が入るカウンセリング会を同会場で同時に開催していた。公認心理士の専門性を持ち「男性学」を研究する西井開氏(立命館大学人間科学研究科博士課程)に運営を任せ、当事者の回復に組み込むようなワークショップという今の形になった。
西井氏がファシリテートを行い、世話人の泉翔氏はいち参加者として関わる。ワークショップの内容は毎回異なるが「自助会に近く、専門性が必要」という点が共通する。
これまで、初回は「べてるの家」のように、ホワイトボードに書き出す形、2回目は「KJ法」という、付箋やカードに色々なものを書き出して、グループ化して構造を見つけ出すものだった。3回目(ある視察日)は、参加者の体験を即興劇にして、立場を入れ替える「ソシオドラマ(心理劇)」を行った。
ソシオドラマでは、参加者がその場で語った体験から、即興劇を作り、参加者自身が演じた。その際、役割の交代、代弁などの技法が取り入れられた。解釈の書き換えが行われ、相手の立場性に気づき、自分以外の見方を獲得することができる。
特徴
「ソシオドラマ(心理劇)」開催日の男女比は、おおよそ5:1。年齢層は20-50代の男性が多い。もともとは「ひきこもり」ではなく「非モテ(女性にモテない男性)」を対象参加者層として出発した。
座っているだけであることが多い他の同種のイベントや居場所に比べて、ここでは身体を動かす。また、他の居場所においては「フラットな関係性」ばかりが賞讃されがちであるなか、意識的に父権主義的なイニシアティブを取っている点に特徴がある。「本当はその場に隠れた権力構造があるのに、それに無自覚なまま運営されるより、権力の所在を自覚して、それを意識した運営を考える」というファシリテーターの言葉に、その特徴が集約されている。
参加者は、言葉ではないものを媒介として言葉にしていくため、自分が抱えている問題の外在化・意味づけがおこなわれる。身体の動きを取り入れたプロセスは、じっと動かず言葉だけを発しているよりも、参加者が「変わる」割合が大きい。また語彙に乏しく語ることが苦手な者もゲーム感覚で楽しめるので、鬱などの症状で感覚が閉じた人にも好適。既存のケア・システムでうまく行っていない当事者には、よい方向に作用することが期待できる点が強みである。
「当事者研究」として、最新の心理学の知見により、新しい形を模索するチャレンジが行われている。自助会とのバランスに配慮されていて、当事者としても居心地は良い。専門家がパワーを持っている事に自覚したファシリテートが行われている。自助会と専門性の共存を目指している。
参加した利用者からは「演劇を通じてさまざまな立場の心情を考えられた」「家以外で久々にしっかり笑った」「自分の思っていることが受け止められた」といった声が寄せられている。
contents 当事者・経験者の声に触れよう
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全国キャラバン ㏌ 鹿児島「今わたしにできること〜色んなこころの居場所を考える」
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全国キャラバン ㏌ 山口「今わたしにできること〜安心できる第三者の力」
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全国キャラバン ㏌ 山形「今わたしにできること〜地域づくりの視点から」
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全国キャラバン ㏌ 栃木「今わたしにできること~ひきこもり当事者の家族に対して」
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全国キャラバン in 滋賀「今わたしにできること〜多様な立場からの関わり方」
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ヒャダインさんからのメッセージ
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佐々木一医師からのメッセージ
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海谷一郎さんからあなたへ
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ボイスTV⑥【仲間とつながる】ゲスト:宮本亞門/宮武将大(一般社団法人hito.toco 代表理事)
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ボイスTV⑤【親の気持ち 子の気持ち】ゲスト:宮本亞門/池上正樹(KHJ全国ひきこもり家族会連合会副理事)
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ボイスTV④【お金と仕事のこと】ゲスト:JOY/石井志昂(不登校新聞代表)
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ボイスTV③【ゲームとかネットとか】ゲスト:JOY/新里渉(元ひきこもりプロゲーマー)
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ボイスTV② 【ココロと健康】ゲスト:山田ルイ53世/大橋伸和(ひきこもりピアサポーター)
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ボイスTV①【世間の目がツライ!】ゲスト:山田ルイ53世/林恭子(ひきこもりUX会議代表)
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ひきこもってた時、つらかったことは?きっかけは?
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イジメから不登校・ひきこもりへ。20歳で居場所につながり仲間との起業を目指す
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同じ境遇の仲間がいる、ひとりじゃないって思えたことで救われた
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生きている意味がないとひきこもり状態に。曲づくりを通じて見えてきたものは?
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ひきこもり×農業によって、生きづらかった自分が変わっていく
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もっとオンラインでの仕事が増えたらいいのに。プログラマー講師として伝えたい事
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30年間のひきこもり生活って?回復するきっかけは?
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大変な東京での仕事。ある日突然、心の病、そしてひきこもりに。
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10.22ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンin TOKYO ダイジェストムービー
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夏井いつきさんが審査する、おウチde俳句大賞「ひきこもごも部門」
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ひきこもり経験者、ピアサポーターとして今伝えたいこと
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経験者として居場所づくりを展開。今、必要な支援とは?
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22年間ひきこもった息子との暮らしから、わかったこと
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家族会の代表・田口ゆりえさん×KHJ池上正樹さん
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臨床心理士東畑開人さんからひきこもり当事者の皆さんへ
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松山ケンイチさんと荻上直子さんからあなたへ
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笑いのたねプロジェクト代表後藤誠子さんにお話を伺いました。
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安芸福祉保健所の公文一也さんにお話を伺いました。
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元ひきこもりの自称「惨敗王」の シンガーソングライター哲生さんにお話を伺いました。
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東京学芸大学准教授 福井里江さんにお話を伺いました。(パート1)
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東京学芸大学准教授 福井里江さんにお話を伺いました。(パート2)
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ひきこもりUX会議代表林恭子さん、女性当事者インタビュー
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株式会社ウチらめっちゃ細かいんで 代表取締役の佐藤啓さんインタビュー
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ワーカーズコープ連合会 東葛地域福祉事業所 岩佐哲也インタビュー
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構成担当が、ひきこもりオンライン当事者会に参加してみた。
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高知ひきこもりピアサポートセンター、ピアサポーター下田つきゆびさんインタビュー
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ひきこもり当事者の家族会に参加されているご家族の方にお話を伺いました。