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ひきこもりVOICE STATION2025年2月19日〜24日@東京・渋谷 n_space
「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」
開催レポート

2025年2月19日〜24日@東京・渋谷 n_space「“HIKIKOMORI” ANYONE?他人事じゃないかも展」開催レポート

私たち「ひきこもりVOICE STATION」は、ひきこもり当事者の声を広く社会に届けることで、誤解や偏見をなくし、誰もが生きやすい社会をつくっていくことを目的として、2021年に活動をスタートいたしました。当事者に寄り添い、ご協力を得ながら、それぞれのリアルな声を、ラジオ番組やテレビ番組、動画チャンネルなどのコンテンツ制作を通じて、当事者の声を発信してまいりました。

2024年度には、このミッションに取り組む関係性の輪をさらに拡げるため、そしてこれまで以上に当事者の声を多くの人に届けるために、この課題に共感や親和性を持つプロフェッショナルな各界のクリエイターたち(ひきこもり経験者含む)を招聘しました。今回のクリエイター達もまた、これまでにそれぞれの生きづらさに触れてきたエピソードを持っていたりもします。彼らは、ひきこもり当事者・経験者・ご家族たちと対話し向き合う時間を過ごす中で、共同制作を行ってきました。そうしてスタートしたのが、当事者の声をかたちにした作品群を展示したのが展覧会「“HIKIKOMORI” ANYONE? 他人事じゃないかも展」 。

初回となる今回の開催地は、文化や情報発信の中心地・多様性の街と知られる、渋谷。一見、ひきこもり問題とは未だ馴染みのなさそうな場所ですが、しかしだからこそ、ここで行う必要を感じました。

これまでひきこもりにまつわる課題について馴染みが薄かった層に対しても、親しみやすいアート表現を媒介とし、当事者やご家族が抱える事情を自分ごととして考えてもらう機会を作りたい!という思いから、クリエイター達との協働や会場選定の取り組みを行いました。

今回の展覧会には、渋谷の街を訪れていた買い物中の方々や若者をはじめ、多くの方々にご来場いただきました。

一方では、“既存の医療福祉にとっつきづらさを感じ、これまで関わる気持ちになれなかった”と語るひきこもり当事者の方や“長く家族がひきこもっているものの、どのような支援があるのか知る機会がなかった”と語るご家族の方など、アートを活用したイベントだからこそ、コミットしてくれた様々な層の方に多く来場していただきました。

このブログでは、2024年2月に渋谷で開催した展覧会について、来場者の感想や会場の様子などをレポートしてまいります。

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ご来場いただいた方にアンケートのご協力をお願いしました。その結果は以下の通りです。
まずはご来場者の年代性別について。

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アンケート結果から、10代20代30代の若者たちが多く来場いただいたことがわかります。渋谷という立地で実施したのは、今までひきこもり当事者の声に触れてこなかった人たちに、触れていただきたいという思いでしたから、渋谷の街の中心で実施して、よかったです。

今回の展覧会の最大の目的は、ひきこもり当事者の思いを伝えることなのですが、そのあたりがきちんと作品を通して伝わったのか、訊いてみました。

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ありがたいことに94.3%の方が思いが伝わったと回答してくれました。またひきこもり当事者の様々な生きづらさや思いを伝えることで、ひきこもりへの誤解や偏見をなくすことが私たちひきこもりVOICE STATIONが目指してきたことです。そういった意識の変化はあったのか、訊いてみました。

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展覧会全体への感想は、以下の通りです。

「あまりこうしたひきこもりに関連したアート作品に触れる機会がなかったので、鑑賞できてよかったです」

「画期的!表現の力の回復力を感じました。娘と親子参加したいです(朗読劇とかは)」

「私は大学院で福祉を勉強していて、生きづらさを抱える人の居場所の研究をしています。偶然、通りかかって、この展示に出会えて、とても勇気がもらえました。自分も、社会の中の生きづらさや、その人が抱える不安、希望を社会に発信できる人間になりたいです」

「自分自身も軽いひきこもり経験があったので、『そうそう!こういう気持ちなんだよ!』と共感できる作品が多かった。より多くの人にこの気持ちを知ってもらいたいです。」

「自分も聞いたことある”ひきこもり”について改めて考えることができた」

「非常によかったと思います。作品もすごく印象的ですし、テーマも興味深かったです。企画した方たちの心を込めてきちんと力が入っていると感じました」

「『ひきこもり』って、めちゃめちゃ深い哲学だと思った。」

「就職した後は安泰だと思っていたが、いろんな経緯でひきこもりになってしまう人がおり、正に他人事ではないと感じた」

「五感でひきこもりについて知られる、面白い企画でした」

「ひきこもり当事者の気持ちをほんの少し理解できた。兄も元ひきこもりだったので、兄の気持ちが少し分かった気がした」

「現在の日本は、重要な社会的課題が多くあるが、ひきこもりについて、アートの多様な表現者との共同で作品化し、渋谷で展示したことに大きな意義がある」

「渋谷の真ん中で広く知ってもらうテーマとして良いと思った」

「大変よかったです。ありがとうございました。さまざまなことを目で感じ、考え、発しているにもかかわらず、部屋に居続けているというだけで『ひきこもり』という言葉に集約されたり、社会の周縁に追いやられたりしてしまうことは悲しく、またもったいないことだと思いました。お一人おひとりの声を聴くことのできる作品に触れることができて、有り難かった」

「自身もひきこもりの経験があり、周りにもいたのでどの作品も共感できるところがありました」

「ひきこもりはいけないことではない。生きていてくれたらそれだけでいい」

「通りすがりだったけど貴重な時間。子供がいるから涙が出ました」

「アートと共にひきこもりの当事者、家族の話がきけるので、シリアスになりすぎず、知ることができた」

「私自身もひきこもりの時期や外への恐怖の時期があったので言葉1つ1つに共感し、当時を思い出し、涙、涙でした。ただ苦しさの涙でもあり、少しでも抜け出せたことの喜びの涙でもあった気がした。」

「『ひきこもり』では片付けられない苦しみがあると学び、それに悩む方は多いと思います。その言葉を広めていただきたいです」

「苦しい感じが伝わって全体的によかった。展示のラストの大きい作品ここが希望を感じさせるので良かった」

「ふらっと通りかかっただけなのですが、新たな視点というか、こういう世界や考え方や思考もあるのか、と学びになりました。少し創作をする人間なので、何かに活かせたらと思います。ありがとうございました!」

「ひきこもり当事者の方の感性に、私は今まで見たり触れたりすることはなかったけれど、今日この展覧会を通してそれらに触れ、自分の感性や悩みとも共通点を感じ、改めて『ひきこもり』というものを身近に、そして親しく感じました。親しく感じたというと少し違いますが、親近感のようなものを感じ、『自分はまだ小学生で、幸せで満ち足りているのにこんなに小さなことで悩むなんて変かな』と思っていましたが『ああ、自分はひとりじゃないんだ』と少し安心しました。」

「フラット見かけて立ち寄ったのですが、とても社会的意義のある機会でした。最新技術と融合しているのも新たな体験になり良かったです」

「たまたま通りすがりでしたが、自身が10代の頃にひきこもりになりかけたこともあり、関心を持ちました。」

「作者さんのコメント等を拝見し、自身にも身に覚えのある体験や気持ちがあったことを思い出しました。ふらりと寄っただけですが、忘れられない体験となりました。 「はじめて”ひきこもり”を身近に感じることができました」

各作品への感想は以下の通りです。 

★A :《ひきこもごも俳句フォト》
制作者:夏井いつき(選者)、百々新、ひきこもり経験のある投句者たち

…朝日出版社主催「おウチde俳句大賞(ひきこもごも部門)」で、俳人・夏井いつき氏に選ばれた俳句とともに、写真家・百々新氏がひきこもり経験のあるみなさんとの対話を重ねて撮影した写真作品を展示。俳句の投稿者による思いも文章として紹介しています。

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▪「息子と重なる写真がありました。人それぞれですが、どういう気持ちで毎日を生きていたのかあらためて考えました」

▪「情景がありありと浮かびました。ああわかるな、と共感する部分もたくさんありました」

▪「俳句は少ない文字数から1人1人の背景やかかえる苦しみが伝わってきた」

▪「家族として『なぜ?』の思いが強かったけれど俳句を拝見し、当事者の本音、当事者としても思いがあるのだと気づきました」

▪「ひきこもりは、本人もずっと傷ついているし、その家族も傷ついているんだということがわかった」

▪「写真がイメージを膨らませていて効果大だと思いました」

★B :《ひきこもり人生ドラマ朗読劇》
【制作者:宮本亞門、ひきこもり経験者、家族、支援者のみなさん20名】

…演出家・宮本亞門氏のファシリテーションのもと、ひきこもり経験者やその家族のみなさんが自身の人生経験をもとに朗読劇を制作。完成した4本の朗読劇映像と、その制作過程を追ったメイキング映像を公開。

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▪「ひきこもり経験者が語る朗読劇はリアルに感じ、ひきこもりの本人の気持ちや、家族の気持ちなどが分かって良かった」

▪「私も娘との3年間、沢山のドラマがありまして、過去形にしたらドラマだな、と思っています。首、しめました…ざんげ(涙)」

▪「思わず見入ってしまう素敵な朗読でした。」

▪「客観的に自分に起った出来事を見る、昔の記録された映像などではなく、他人が演じる自分を見ることで良い意味で没入せず、ふり返ることが出来るいい体験だと思った。」

▪「生の声や当事者の経験を聞けてよかったと思います」

★C :《ボカロHプロジェクト》
制作者:ヒャダイン、七桁ラピ調r、他ひきこもり経験のあるボカロPの皆さん

…ひきこもり経験のあるボカロPのみなさんから楽曲を募集しプロデュースした楽曲のミュージックビデオ作品。

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▪「実際にひきこもっていた人がここまでの作曲センスを身につけた過程を(編曲していると言えど)想像すると、努力を感じられる。DTM初心者なので、尊敬する。」

▪「ボカロHプロジェクトの曲がせつなくて優しくてはかなくて痛くて涙でした」

★D :《とまった青春》
制作者:ひうらさとる、女性当事者のみなさん

…漫画家ひうらさとる氏が女性のひきこもり当事者のみなさんと対話する中で見えてきた、女性特有の生きづらさやひきこもり生活の生の声を、また自問自答し自分を責め続ける苦悶の日々を、1ページとして表現。

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▪「私自身が学校に行けなかった時に感じていた気持ちがセリフになっていて、とてもドキドキした。当時は孤独だと思っていたけど、全国で見れば同じような人が多くいたんだなあと感じました。」

▪「『…あの時もっと頑張ろうって言って欲しかった』そういう場合もあるんだなと思った(自分はもっと休みたかった)」

▪「日常にあるだれもが経験しそうな1コマであったから共感した。」

▪「自分とはちがった青春もあることにおどろいた。」

▪「漫画はとてもダイレクトに分かりやすいです。」

★E :《こもり夢》
【制作者:せきぐちあいみ、ひきこもり当事者のみなさん】

…VR体験会に参加したひきこもり当事者のみなさんとともに「ひきこもっていた時に見ていた夢」をテーマに制作した作品。

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▪「VRの画面を通して暗闇とか人の目とか表現されているかんじや、いろいろな思いを体験できた」

▪「体験型であったのと、座った姿勢と立った姿勢が異なる世界が見えるのが印象的であった。ひきこもりの内外を見れた気がします。」

▪「VRがその人の心の中が見れたみたいでした。」

▪「VRですわったときと立ったときで映像がかわり、おどろいた」

▪「VRを使い実際に夢のような景色を見るという珍しい体験方法だった。普段私が見る夢とは違う雰囲気で新鮮だった」

★F&G :《「当事者×クリエイティブ塾」参加学生作品》
…全国の美術系大学に呼びかけ、ひきこもり当事者とのアートを通じた協働制作を検討するプログラムを実施。その結果でできた多数のプランシートを展示。さらにその中から特別賞を受賞した佐藤ことみさんの作品《A面B面》を制作し、展示した。

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▪「当事者の気持ち、まなざしを持って聞くことができた。ふだんから聞いている音だが、当事者意識を持って聞くと、あせりや不安という感情がわいてきた。『ひきこもり』に対してネガティブなイメージが強いということが分かった。」

▪「あらためて音を聞くとひきこもりのひととつながった気がしました。」

▪「A面もB面も、音だけ聴くと同じように感じたけど、本人にとってはちがうものとしてとらえているんだ、と新鮮でした。」

▪「レコードできく、日常の音がなつかしい感じがして、良かった」

★H :《VOICE PAINTING家族の風景》
制作者:井澤由花子、家族会参加者のみなさん

…画家井澤由花子氏が、ひきこもり当事者の家族のみなさんと対話をしながらタブレット端末上で絵を制作。その制作中の画面の記録動画とご家族のインタビュー音声とを重ね合わせ、ひきこもり当事者を家族に持つ人たちの心象風景として作品を完成させた。

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▪「保護者の語り、製作プロセスの関わりが興味深い」

▪「お話を聞いて今の自分や自分の両親との関係を考えたり、話自体に考えさせられるものがありました。」

▪「家族の生の声をきいたことが印象に残った。自分は当事者と対話する機会がこれまでなかったが、関心のあるテーマだったので貴重な機会で刺激を受けた」

▪「家族の方の生の声が聞けて、その人の目の前で話を聞いている気持ちになりました」

▪「家族の生の声に驚きました。絵との連動の意味をもっと深堀したら、絵の意味がすんなりはいってくるかなと思いました。」

▪「1つ1つの作品にかけた思いやエネルギーを感じ、一緒に生きていきたいと思いました」

★I :《共鳴の宇宙》
制作者:池平徹兵/ひきこもり当事者のみなさん(20名)

…現代美術家池平徹兵氏は、ひきこもり経験のある自立支援施設の若者たち約20名と絵画ワークショップを実施。彼らによって描かれた絵をコラージュしたキャンバスに絵を描きたしていく形で、大型絵画作品を制作しました。全てが主役であり、互いが引き立て合う必要な存在であることを視覚化した「希望」がいた。

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▪「『共鳴の宇宙』はそれぞれの人達が描いた動物達がすてきだった、世界観もよかった。」

▪「池平さんの絵はなぜか希望を強く感じました。」

▪「正解を選ぶ力ではなく、選んだものを正解にする力を磨く。こうやって考え方を転換させるのは、とても難しいし勇気がいることだと思う。自分にはまだ選んだものを正解にする思いきりがない。けど、ちょっとこの作品をみて元気がでた。」

▪「池平さんの言葉が印象に残った。「正解を選ぶ力」ではなく、「選んだものを正解にする力」(略)もし子どもが僕の絵に落書きをしたとしても、それを作品として受け入れ、喜べるような。かつひきこもり状態であってもなくても「正解を選ぶ力」は時に自分を苦しめる。このような心もちでいられれば豊かに生きられそうだと思った。」

▪「絵がとても魅力的に感じた。『一つ一つが主役である』という言葉が印象的だった。」

★J :《ここに居ない人の灯り(プロジェクト「同じ月を見た日」より)》
制作者:渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)+ ひきこもりの方々

…天井から吊るされた複数の球体ライトは、全国から募った有志のひきこもり当事者たちそれぞれのスマホと繋がっており、遠隔操作でオン/オフできるシステムとなっている。時折起こる明滅を見た時、鑑賞者は、ここに居ない存在について想像を向けることとなるだろう。当事者の声を聴くことは大切だ。しかしこの当事者問題は、会場に来ることの出来ない人や、声を聴くのが難しい人も多く居ることを忘れてはいけない。会場の隅には、ライト操作を行う人々が、ライトを遠隔で見られるように、見守りカメラも設置した。

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感想【抜粋】

▪「何気なく立ち寄った自分がひきこもりについての展示を見ていく中で本当にひきこもりの方がいるんだという現実感と実感をとても感じた」

▪「灯りをみて胸が締め付けられる気がしました」

▪「人のあたたかみとさみしさの両方感じる不思議な矛盾した気持ちになった。」

▪「リアルタイムでつながっているのが印象に残った」

▪「遠隔でつながっている人たちについて考えさせられました」

▪「灯りが点滅していた瞬間、とても生命の連結を感じた。」

▪「見ている時にライトがついたり、消えたりするのが『ああ、そこにいらっしゃるんだな』と実感しました。」

▪「リアルタイムで当事者の方とつながっているという事がおもしろいと思った。作品の向こうに人がいるんだなと言う事を感じる事が出来て、ひきこもりと言うぼんやりした存在ではなく、同じ世界で今を生きている「人」と言う事がわかったような気がする。」

★K :《Your Moon》
制作者:渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)+ コロナ禍に孤独を抱えた方々

…「コロナ禍に孤独を抱えていること」を条件に、作者はプロジェクト参加者を募集した。メンバーとなった国内外50名(うち約20名は持続的なひきこもり)へ向け、スマホ用の小型望遠鏡を無償で発送した。このプロジェクトでは、2020年春から4年間をコロナ禍とし、この間、各自の場所から月の写真を送ってもらい、結果約2千枚が集まった。その後、それらを時系列にライトボックスに配置し作品化した。
コロナ禍は、世界中で外出困難となり、「誰もがひきこもり化した社会が訪れた」と言われた。このプロジェクトでは、月を眺める時間を設けることで、自らの孤独を尊重すること、そして別の場所で同じ月を眺める見知らぬ誰かに対しても、思いを向けてみることを提案した。それまでひきこもりや孤立せざるを得なかった人々のことを、コロナ禍は、自分ごととして想像をできる機会だと作者は考えた。
作品には、全写真の撮影者・日時・場所を記載したパネルも含む。これは全ての参加者を尊重するためであり、他にも、多数のオンライン交流会や、撮影協力費の支払い、返礼品として特製ポスターやドローイングを送るなどしてきた。こうした当事者尊重の関係性やプロセス重視には、作者自らがひきこもりを経験をしたことで培った社会批評性を活かす思想が背景にある。

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感想【抜粋】

▪「月が同じなのに撮影者によって見え方が変わるのが写真で伝わります。孤独を写真で共有でき、話し合える作品になる。」

▪「Your Moonを見て、こんなに多くの人が孤独を感じていることが印象的でした。」

▪「全国のひきこもりの人と月でつながってるってすごい発想だと思いました。」

▪「Your Moonの力強さに圧倒されます。1つ1つは本の日常の小さな一片だけれど、それが永遠であるような刹那のような、集まることでエネルギーは明るいです。」

▪「your Moonは、ひきこもりの方たちが直接参加していて、良かったです。」

▪「月は誰かも同じ月を見ているとか、過去、現在、未来とか様々なことを想像させてくれるものだということを感じました。」

▪「沢山の月があって、色んな人が色んな場所から、色んな気持ちで撮影されたのだなと感じました」

▪「みんな生きているだなあと思いました。」

▪「人々がどのような思いで月を見ていたのか考えさせられた。」

▪「コロナ禍に孤独だと感じてる人がたくさんいて、条件がまず面白かった。同じ月という星を写真で表現しているのに明るさ、大きさ、色などが変化しているところが印象的だった。」

以上、展示会に参加した皆さんからの声を紹介させていただきました。

私たちは、なかなか届きづらい当事者の声を、アートや漫画や音楽やテクノロジーなどと掛け合わせることで、ひきこもり当事者の声をより多くの人たちに届けたいという思いで展覧会を企画し、実施してきました。

この考え方で、さらにより多くの人たちに声を届けたいという目的のもと、今年の8月よりリアル展示の一部をバーチャル空間で公開しました。今回の展示用に新たに制作・展示するコンテンツもありますので、ぜひとも今後の更新にご期待ください。

パソコンやスマホがあればどなたでも無料で、バーチャル展覧会にご入場できます。当ホームページのTOPにあるバーチャル展覧会のバナーをクリックいただくと、そこはもう展覧会会場の入り口です。バーチャル空間内の作品をご覧いただけます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

ひきこもりVOICE STATION事務局

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